※データは、二人以上の世帯についての統計となり、支出総額は、未利用世帯も含めた総額です。
インターネットの支出総額と利用世帯の割合(平成14年~26年)
利用世帯の伸びは30%に達するところで、伸びも鈍化しているようには見えません。その割合が増えている影響で、支出総額も変わらず伸び続けています。

世帯辺りのインターネット支出金額(平成14年~26年)
次に1世帯辺りのインターネット支出がどうなっているか見てみましょう。増えてはいますが、総額の推移と比べるとおとなしい変化に見えます。
支出が完全にネットへシフトしていている、というわけではなさそうです。
と言っても、収入が増えてないなかでこの変化だとすると、確実に支出先がネットへシフトしていると言えます。

インターネットを通じての支出は、利用世帯の増加に伴いペース落ちずに増え続けていることはわかりましたが、高齢化のなかで、高齢者の利用も増えているのか、若年層の利用率が高いからなのか、は別の機会に見てみることにします。
出典:統計局「家計消費状況調査 調査結果」