2015年9月27日日曜日

各年代ごとに多い「がん」(2011年)

年齢ごとに発祥しやすい癌の種類は異なりますが、実際にデータからどの年代にどの癌が多いのか、を見ていきましょう。
※データは2011年診断時のものです。

女性の各年代における部位別罹患数(2011年)

  • 10代まで白血病
  • 20~30代まで子宮
  • 30~60代まで乳房
  • 70代から胃、大腸
と年代ごとに発祥しやすい部位が明確に分かります。


男性の各年代における部位別罹患数(2011年)

  • 20代まで白血病
  • 30~50代まで大腸
  • 50代から胃
  • 60~70代まで前立腺
  • 60代から肺
という傾向でしょうか。
前立腺は60代から急激に上がるのが見て取れます。

女性と男性を比較すると、生殖器を除いても傾向は少し異なるようです。たとえば「大腸」と「肺」は男女で順位が逆転しています。
また合計数について正確に比較していませんが、数字を見た感じ、女性のほうが若いうちから癌の罹患数が多い傾向にあるように見えます。

男女の罹患率の違いについては別の機会にみることにします。