2015年9月27日日曜日

30代で多い癌の統計(1975~2011年)

前回は年齢問わない癌の部位別の罹患数をみてみましたが、年代によって癌の発症箇所にどのような違いがあるのでしょうか。
今回は30代に絞ってみてみます。
※データは30~34歳のデータです。


30-34歳男性の癌の部位別罹患数(1975-2011年)

2011年時点で「大腸」が最も多いようですが、他と比較して特別多い、と言うほどでもなさそうです。
」は昔は多かったようですが、1995年頃を境に目立たない存在になっています。

30-34歳女性の癌の部位別罹患数(1975-2011年)

次に女性ですが、こちらは男性と比べて分かりやすい傾向が見て取れます。
  • 乳房
  • 子宮
  • 子宮頚部
が他を引き離して圧倒的に多く増加も顕著です。

女性全体を通してみると、子宮は上位に来てませんでしたが、30代では特に気にしておく部位だということが分かります。


女性の傾向を見た時に、男性でも「前立腺」が多いのかなと予測しましたが実際には違うようで、60代に多いようです。
同じ生殖器官でも男女で発祥時期が同じわけではないようです。


ソース