2015年9月26日土曜日

各年代における「がん」の罹患率の変化(1975~2011年)


癌にかかる人が毎年増えてますが、高齢化により多くの高齢者が癌になるからなのでしょうか?
年代ごとに癌にかかる人の割合の変化(罹患率)を見ることで、単なる高齢化の影響なのか、を調査してみます。

30代の罹患率






30代で癌にかかる人の割合は近年上昇していることは間違いないようです。
次に、60代での変化を見てみましょう。

60代の罹患率



同じように近年上昇しています。患者数は年代が高くなるほどあがるので、60代のほうが多いですが、トレンドとしては似たようなレベルに見えます。
近年の罹患率の変化について、年代による違いはあるのでしょうか。

年代別の罹患率の変化(1980年と2011年)



 過去からの変化率を各年代で比較してみると、全年代で罹患率が上昇しているようです。これは昔と比べて患者側や医療側の環境変化により、病院にいき、検査して認知される件数が増えている、という可能性もあります。

上昇が大きい年代は20代であったり、高齢者ほど癌が増えている、ということはないようです。

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